内科

内科について

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発熱、咳、痰、腹痛、便秘、下痢、吐き気、倦怠感などの内科全般の診療を行います。日常のちょっとした体調不良もお気軽にご相談ください。
脳出血・脳梗塞は動脈硬化が大きな原因であり、動脈硬化を引き起こす高血圧、糖尿病、脂質異常症(高脂血症)、高尿酸血症の生活習慣病の治療を積極的に行っています。
当院での花粉症、アレルギー、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の診療についても紹介します。

内科での診療内容

高血圧

高血圧は収縮期血圧140mmHg以上または拡張期血圧90mmHg以上の血圧を高血圧といいます。日本人では30歳以上の男性の60%、女性の45%が高血圧とされており、約4300万人存在すると推定されています。

高血圧だけでは大きな症状はないことがほとんどですが、高血圧は脳卒中(脳出血、脳梗塞、クモ膜下出血)や心臓病、慢性腎臓病等の大きな危険因子です。

脳卒中を起こすと顔面・手・足の麻痺や言語障害、ふらつき(失調)が後遺症として一生涯残ることになったり、狭心症・心筋梗塞、心不全では重篤な場合は突然死につながることもあります。また、慢性腎臓病が進行すると1日4~6時間、週2~3日の血液透析が必要となることがあります。

そのため、脳卒中や心臓病の発症・進展・再発による死亡や生活の質の低下を抑制するために、血圧140/90mmHg以上のすべての高血圧患者に対して治療が勧められています。

一般的な降圧目標は140/90mmHg未満ですが、糖尿病・慢性腎臓病の患者さんは更に低くなります。収縮期血圧10mmHg、拡張期血圧5mmHgの低下により、脳卒中は約40%、狭心症や心筋梗塞は約20%の危険性が減少すると言われています。

治療の原則はまずは生活習慣の修正ですが、それだけでは十分に降圧目標を達成できることは少なく、降圧薬が必要となることが大部分です。

降圧薬にはカルシウム拮抗薬、レニン・アンジオテンシン系阻害薬(ARB、ACE阻害薬、直接的レニン阻害薬)、利尿薬(サイアザイド系および類似薬、ループ利尿薬、K保持性利尿薬)、β遮断薬、α遮断薬、中枢性交感神経抑制薬など多種に及び、各患者さんの状態によって使いわけます。

高血圧治療は目標血圧を長期間にわたり維持することが必要であり、患者さん自身が生活習慣の修正を心がけ、通院と服薬を継続するように努力、工夫することが重要です。

高血圧治療ガイドライン2014

糖尿病

糖尿病は血糖を下げるインスリン作用の不足による慢性の高血糖状態のことを言います。軽度であれば症状はないことが多いため、長期間放置されることがあります。

しかし、血糖が著しく高くなる場合は口の渇き、多飲、多尿、体重減少が見られ、さらに急性期合併症として意識障害昏睡に陥り、場合によっては死に至ることもあります。
そうでなくても長期間続けば、全身の血管に障害が起こり、元には戻らない様々な症状を引き起こします。
特に3大合併症(網膜症、腎症、神経障害)は注意が必要です。

糖尿病性網膜症は日本での失明原因の第一位です。
目の奥には網膜と呼ばれる光を感じる膜があり、血管が張り巡らされています。高血糖が続くと血管が脆くなったり、詰まりやすくなります。そのため出血や網膜剥離を起こしやすく、場合によっては失明につながります。

糖尿病性腎症は日本の透析原因の第一位です。
腎臓には血液をろ過する糸球体と言われる毛細血管の塊があります。高血糖が続くとこの毛細血管に障害が起こります。その結果、蛋白質が漏れて浮腫(むくみ)の原因となったり、老廃物の排泄が出来なくなることで尿毒症(頭痛、けいれん、意識障害、呼吸困難、食欲不振、吐き気、皮膚の痒み等)が起きたりします。
一旦壊れた糸球体は自然と治ることはなく、腎臓の機能が少なくなると、人工透析(人工的に老廃物を除去すること)を行わないと生命を維持することが出来なくなります。

糖尿病性神経障害は最も早期に起こる重要な合併症の一つです。
神経は全身の様々な機能を調節しているため、生活に支障を来す様々な症状が出現します。
神経障害は長く、細い体の先の神経から起きてくることが多く、初期には手足のしびれや痛み、感覚の異常を起こします。
自律神経に障害が起きると立ちくらみや失神、不整脈、汗の異常、胃もたれや下痢・便秘、排尿の異常等が起こります。

その他、脳卒中、心筋梗塞、感染症、認知症、うつ病、骨粗鬆症、癌、歯周病など様々な病気に密接に関連しており、糖尿病の患者さんは日本人の平均寿命より、男性9年、女性13年も短縮するとも言われています。

糖尿病は初期には生活に困る症状がないことが多く、「血糖が高いだけ。」、「尿に糖が出ているだけ。」と軽く考えられがちです。重大な合併症を防ぐためにも適切に血糖を管理していくことが重要です。

脂質異常症(高脂血症、高コレステロール血症)

脂質異常症は血液中の脂肪分が多くなった状態であり、一般に「血液がドロドロの状態」などと言われます。

脳梗塞・脳卒中などの脳血管障害と心筋梗塞などの心血管系疾患は動脈硬化(動脈の壁に色々な物質が付いて狭くなり、血液の流れが悪くなること)が大きな原因であり、脂質異常症は動脈硬化の大きな危険因子の一つです。

日本での2014年の患者数は約206万2000人と言われ、食生活の欧米化に伴い、年々増加しています。

脂質異常症の診断基準は

  • LDL(悪玉)コレステロールが140mg/dl以上
  • HDL(善玉)コレステロールが40mg/dl未満
  • トリグリセライド(中性脂肪)が150mg/dl以上

とされています。

治療は食事や運動等の生活習慣の改善が不十分な場合は薬物療法を考慮します。
下げたいコレステロールによって治療薬は様々ですし、病状によって治療の目標値が異なります。特に糖尿病、腎臓病、脳梗塞、動脈疾患等の患者さんは病気の進行や再発を抑えるため早期の治療が勧められています。

動脈硬化予防ガイドライン2012年度版
動脈硬化予防のための脂質異常症治療のエッセンス

高尿酸血症・痛風

植物・動物の細胞の中にはすべて遺伝子が入っています。この遺伝子の中に含まれるプリン体の分解物が尿酸です。
この尿酸は多くは尿で排泄されますが、排泄量が少なかったりつくられすぎて血液中の濃度が7.0mg/dlを超えた場合を高尿酸血症といいます。

高尿酸血症の状態が長期化すると尿酸が結晶となり腎臓や関節に出てくるようになります。それによる関節炎を起こすことを痛風と言います。

痛風発作の症状は初期には「ムズムズする。」、「違和感がある。」と感じることがありますが、「歩けない。」、「靴下すら履けない。」程の突然激しい痛みとなることがほとんどです。

また、尿酸の結晶が腎臓に出てくると、こちらも激しい痛みを伴う尿管結石の原因となったり、腎臓の機能が低下(痛風腎)することもあります。

できてしまった尿酸結晶は治療しないと消えません。痛風発作や尿管結石は再発が多く、治療が必要です。

アレルギー、花粉症

アレルギー、花粉症

当院では鼻炎や花粉症、じんま疹などのアレルギー疾患の治療を行っています。
特にスギとダニによるアレルギー性鼻炎(花粉症)では漢方治療のほか、ヒスタグロビン注射舌下免疫療法を行っております。

アレルギー性鼻炎(花粉症等)を患っている方は日本で2000万人といわれ、もはや国民病とも言われています。
最も多いアレルゲン(アレルギーを起こす抗原)はスギです。スギ花粉症は毎年2月中旬から4、5月初旬まで症状を起こし、その治療には症状が出てから抗アレルギー剤や、点鼻薬、点眼薬等の対症療法で対処するしかありませんでした。

ヒスタグロビン注射とはアレルギーを引き起こす物質の「ヒスタミン」を抑えることでアレルギー反応を抑制させます。約7割に有効とされ、効果は約3~4か月間続くので花粉症の予防、症状軽減に効果的です。

舌下免疫療法とはアレルギー性鼻炎を根治(完全治癒)できる可能性がある治療法です。

方法はアレルゲンを含む薬を毎日舌下に含みアレルゲンを体に取り入れます。アレルギー反応を起こさない程度の少ない量から徐々に濃度を上げ、アレルゲンに対する過剰反応を抑えようとする治療法です。

スギ花粉飛散時期も含め、毎日舌下に投与することで完治の可能性が期待できます。
まずは2シーズン行い、3~5年治療を行ないます。有効率は80%くらいと言われています。
花粉飛散時期で花粉症のある方は6月頃の花粉飛散の終了時から治療を開始します。
ダニは通年性ですので、いつでも治療は開始できます。

どの医療機関、医師でも治療できる治療ではありませんので、治療ご希望の方はご相談ください。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)

睡眠時無呼吸症候群

睡眠時無呼吸症候群(SAS)は睡眠中に呼吸が止まることを言います(10秒以上の無呼吸が一晩に30回以上、または1時間あたり5回以上)。

多くは「睡眠中に大きないびきをかいて、時々息をしていない時がある。」と家族から指摘されます。
そうでなくても昼間の眠気や集中力の低下、頭痛、倦怠感などの原因であることもあります。
特に乗り物の運転手の方は重大な事故につながることがあり注意が必要です。

また、年齢のせいと思っていた夜間頻尿が調べてみたらSASが原因だったということがあります。
無呼吸による低酸素で心臓に負担がかかり、体は循環血液量を減らそうと利尿ホルモンが分泌され、夜間頻尿となるのです。

実際SASで治療を行っている患者さんは治療前には夜間7~8回トイレに起きていたのが0~2回に減ったといわれます。夜間頻尿の患者さんに検査を行ったら40回以上の重症の睡眠時無呼吸が見つかった例もあります。

通常、肥満で首周囲が太い方、(肥満でない方、女性でも)顎が小さい方に多く、日本ではSASの有病率は男性約4~5%、女性約2%といわれ、200万人がSASの患者であると考えられています。しかし、治療をしているのは8~10万人にすぎません。

SASは上記のような自覚症状がなくても高血圧や糖尿病などを悪化させ、生存率が低下することがわかっています。そのため、肥満、糖尿病、脂質異常症、高血圧と合わせて「死の5重奏」とも呼ばれます。

治療は在宅持続陽圧呼吸療法(CPAP)といって、無呼吸時に人工呼吸を行って、低酸素状態を改善する治療方法があります。

日中の眠気や夜間頻尿等の自覚症状がある方や運転手の方は、一度睡眠時無呼吸の検査をされたらいかがでしょうか。

漢方治療

古医書先生

漢方は中国の医学が6~7世紀に日本に伝わった後、日本の風土や気候、体質やライフスタイルに合わせて独自に発達した日本独特の伝統医学です。
そして漢方薬は自然界にある植物や鉱物などのうち薬効をもつ部分を組み合わせて作られた薬です。

西洋医学では患者の器官・臓器を重視し、病名を特定し、それに基づいて病気の治療を行います。
しかし、漢方医学では個人の体質・特徴を重視し、心と身体を一体のものとして、全体の状態(証)によって治療法を選択します。

そのため同じ病気でも症状の出方や時期によって使用する漢方薬が異なり、オーダーメイド治療に似た個人に合わせた治療法と言えます。

生薬

漢方薬が得意とするところは体質に由来する症状(月経痛、冷え性、疲労感、忘れっぽいなどの加齢現象、アレルギー疾患)検査に表れない不調(更年期障害、胃もたれや食欲不振、イライラや不眠)などです。

また、漢方薬は複数の有効成分が含まれているため複数の症状が改善されることがあることも特徴です。

漢方医学は西洋医学と同様、膨大な知識と経験が必要です。薬局などで自分で購入するのではなく、専門的な知識を持った医療機関への受診をお勧めします。

画像提供 ツムラ
医院外観
佐賀県鳥栖市の三輪堂医院(脳神経外科、外科、内科、リハビリ、予防接種、漢方、頭痛など)
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